
社会の土台に求められる進化
いつからそう考えていたかは思い出せませんが、ずっと「縁の下の力持ち」になりたいと願ってきました。誰が、どんなふうにやったのかはわからなくても、人々の生活が、能力が、知らないうちに底上げされている。そういった技術に関わりたいと考えて建設会社、それもデジタル技術を扱う研究開発部門を志しました。
建設はまさしく社会の安定と発展を支える存在であると同時に、その内側ではさまざまな課題を背景として「能力の底上げ」が求められています。デジタル技術を活用する場として無限の可能性があると思いますし、土台から社会をより良いものにしていくための仕事ができるのではないかと思ったのです。

縁の下の力持ちに、できること
土木構造物であれ、建築物であれ、私たちの手掛けるものはひとつとして同じものはありません。だからこそさまざまな困難にも直面するのですが、私たちの会社には先輩方が蓄積してきた膨大な知識とノウハウがあります。もし誰もがこれらを当たり前のように扱えるようになれば、社会課題を解決するスピードを、もっと加速していけるのではないかと思います。
現場のこと、技術のこと、社会のこと。学べば学ぶほどに建設という仕事の奥の深さを痛感しますが、同時に「縁の下の力持ち」としての挑戦を楽しんでもいます。誰もが持てる能力を100%まで引き出せる環境づくり、さらにはその先の社会課題解決を目指して、チャレンジを続けていきます。